2017/5/21
今日はプチシンポの締め切りの日でした
ほぼ毎日2時とか3時まで研究室で原稿を書いてました
そして,書いていて思ったことは,自分の研究の出発点と着地点が全く見えていないことがわかりました
研究の出発点として,ある課題を解決したいとか,既存の研究を改善したいとか,そんなものは一切ありません
あと,着地点として,こういう検証をすれば解決したとか,改善したとか明確な指標もありません
つまり,ただ物を作って動かすだけです
でも,これをしていて思ったのが,原稿に正解がないことです
自分がしていてもそう思いますし,今隣の友達がやっているのですが,先輩の意見と先生の方針,自分で噛み砕いた意見は全く違って話が二転三転することがよくあります
あと,先生の葛藤が見え隠れすることです
外部の先生と今の担当の先生が子弟関係にあるんですが,向こうの先生と話をして今の先生について聞くことがありました
その時,技術の開発は研究になるかということです
向こうの研究室では,精度の向上とか,認識の向上,実装にあたっての工夫やアイデアは研究の対象になるそうです
でも,今自分がいる研究室は,ある目的があってそのために開発を行うみたいな感じで開発にはその背景が必須になります
だから,今自分の担当の先生みたいにとりあえずやってみるみたいな感じの雰囲気ではありません
だから,シンポの原稿も自分たちのようなとりあえず今はやってみようみたいな研究は原稿になりにくいのかなと思ったりしています
明日は,午前は休んでコーヒー飲みに行きたいと思います
ちなみに昨日は自分に絶望していたので日記が書けませんでした
2017/5/18
ふと今日思ったこと
今日,プチ進歩の原稿を二人の先輩に見てもらって大体OKをもらったのでちょっと時間が空いたので,落合さんの本を読んで,少し今までの自分を内省していました
昔の自分は、たくさん勉強して、いい成績を取ることに必死でした
それは親が喜んでくれるし,周りもそれに対して褒めてくれるからです
それが今までの勉強してきた大きなモチベーションで,学校の教科書は何度も読みましたし,テストも頑張りました
そして,大学は近くの国公立に行きました
これも親に負担をあんまりかけたくないのと,国公立なら喜んで送り出してくれるだろうということで選びました
あと,将来,安定した生活が送りたくて工学部に進学しました
そこで,自分はロボットのサークルに入りました
また,そこで色々な物を作りました
新しいモータドライバや,制御方法,機材の導入など,これらはそれなりの評価を得たつもりです
また,ここでも勉強を頑張りました
3年の時には成績優秀者にもなりましたし,それなりに成績は良かったと思います
でも,4年になって研究が始まって数か月たちましたが,かなり後悔しています
研究室選びは全く後悔していません
じゃあ,なぜ後悔しているかというと,研究の評価が今までの勉強とは違うからでしょう
今まで,自分は勉強で認められてきました
自分はサッカーや,水泳などしていましたが,成績はぱっとせず途中であきらめてしまっています
つまり,周りから認められるには勉強しかなかったのです
でも,研究が始まると「研究の新規性」や「新しい手法」など,勉強してきたこととは大きく外れることが評価の対象になって,その表現方法がうまい人が認められるようになります
あと,部室にもなんだか行きにくくなっています
自分の作ったものがアップデートされて過去の遺産にされて,自分がもう認められていないような気がするからです
自分が現役の時には,自分が部室の開発の大きな部分を担っていたので,そこで自分は認められているような気がして居心地がよかったように思います
そんな感じで,今の自分は自分を認めてくれる場所がなくなってきている気がします
当初,研究が始まった時は気合を入れて夜まで頑張っていたのですが,最近はコアタイムが終わると猛烈に帰りたくなります
だから,最近自分を認めれてくれるような場所を探して色んな場所に行っているのかもしれません
外部の院や,フットサル,新しいバイトなど,いろんな場所に行きました
最近,動物園の時の先輩を見ていてうらやましいと思います
いるだけで誰かから認められる,そんな人は羨ましい限りです
外部に行きたいのは,そこなら自分を新しく定義できて,認めてもらえるのではないかと勝手に思っているからです
でも,そこは国際的な競争も激しくて自信が全くないです
もし,そこでいい研究ができなかったらどうしようと思ってしまって,ビビっているのが本音です
でも,高校選びの時にランクを下げてぬるま湯につかっていたので,自分をそこにわざとぶち込んであげてもいいかなとも思います
あと,もし可能性があるならそこにかけてみようかなとも書いていて,ふと思いました
めったにメールをくれない父親が,外部に行くかどうか迷っていたら「若いうちなら失敗できるし,やり直しもできる」とメールをくれました
おそらく,家族は自分のことを無条件で認めてくれるようなありがたい存在なんだなと思います
そんなことを思う今日でした
2017/5/16
研究しんどい
毎日,留学生チャレンジする元気が自分にはないことに気が付きました
さすがに,塾講師のバイトの後に研究する元気はありません
さて,今日は向こうの大学の教授にメールを出しました
「受験したい」と
そしたら,もちろん受験はいいけど,合格できるかはわからんし,あと,研究計画書も書いてねとなりました
研究計画書とは何を書けばいいんでしょうか
あと,正直,行こうかどうかそもそも迷っています
岡山に残った方が楽できるんでしょうけど,それは将来を考えるといかがなものかなと思います
でも,向こう行っても研究室の雰囲気がまだわからないので,また行かないといけません
本当にしんどいです
切実に癒しが欲しい
2017/5/15
プチシンポの原稿が一通り書き終わりました
朝に,同じようなテーマの先輩と先生の所にテーマの再確認をしに行きました
そしたら,あっさりと自分のしたい方向性に持って行きました
つまり,上限なくロボットの開発をしてもいい方向です
先輩との兼ね合いはあんまり考えなくていいそうです
なので,一日中原稿書いていました
勉強しようかなとも思ったんですが,結構いい感じに手が進んで最後まで書けました
あと,最後まで書きたのはテーマがしっかりしたのと,夜に女の子と一緒に帰るという,今までにないことがまたあったからです
とりあえず,めっちゃ楽しかったし,疲れが吹っ飛びました
眼鏡かけててかわいかったでしたし,またいじって照れてたんですが,それもかわいかったです
また大学生活でなかった出来事が起こって楽しかったです
あと,明日,向こうの人に連絡しないと・・・・・
結構悩んでたんですが,ここまでやったのでとりあえずやってみようかなと思います
めっちゃひよってる自分が嫌になります
2017/5/14
研究テーマが・・・・・
研究テーマの原稿を書いてるとこんなものでいいのかとなってしまします
先週,納得したつもりでしたが冷静になると納得いかなくなってしまします
こんなことをしていると,外部の自信もなくなってきてしましました
SPYAIRの歌を聞いていないとまじで心が折れそうです
一か月経って,研究に必要なものが少しわかった気がします
それは,研究テーマに自信が持てるかどうかだと思います
研究テーマに自分が納得して,これを自信をもって話せるかどうか
これに尽きると思います
納得できれば,自分が迷いなく研究できます
自信があれば,一年後の発表に不安なく研究が出来ます
そんな風に思う今日でした
明日は,向こうの教授にメールと,担当の先生に相談だ
2017/5/12
今日はあまり研究が進みませんでした
昼に,動物園の時同じ場所にいた女の子を食堂に案内していました
やっぱり,終始先輩の話で聞いて面白かったし,ずっとにやにやしていたんですがその姿はめっちゃ可愛かったです
大学生活の中でロボコン以外でこんなに楽しいことはなかったと思います
それぐらい,楽しかったです
一つ,ミスったことがあって,歩いているときに歩道側を歩かせてあげれなかったことです
やっぱり,恥ずかしいんだよなぁ
そんなことを女子にサラリとする,先輩はやさしさがえぐいと思ってしまいました
なので,そんな浮ついた気持ちでは研究に全く身が入りませんでした
明日は,シンポのための図を重点的に作りたいと思います
あと,初めてTwitterからのアクセスがあったんだけどこれは誰がアクセスしてきたんやろうか?
Twitterてことは知り合いのはず・・・・
2017/5/7
今、これを東京からの帰りのバスで書いています
昨日は、バイトと夜光バスの疲れで友達の家でほとんど寝ていました
なので、日記は書けませんでした
昨日は東京大学だけ行きました
東京大学は思っていたよりも広く、かつ、自然と建物の調和が最高に整っていました
有名な赤門や
ふらふら工学部棟を歩いていると、ロボテックの部室に出会いました
あと、人工間接の研究室を見つけました
去年の夏、岡山でインターンをしたんですが、そのとき人工間接の企業に行きました
その時、なぜかわざわざ東大から二人ほどインターン来ていたんですが、その意味がやっと分かりました
研究室で研究するから、その前準備で彼らは来ていたんやね
なんだか、今まで出会った事が繋がった感じがして泣きそうになりました
昼御飯は、東大の食堂へいって赤門ラーメンを食べました
美味しかったんですが、筑波のことを考えると食が細くなっていたので、結構きつかったです
そして、迎えた今日、大学院訪問と、向こうの教授に会いました
研究科全体の説明はド忘れして、資料だけ貰ったんですが、専攻科はしっかり聞きました
倍率のことや、何を勉強すればいいのか、大学の研究に対する方針など、ホームページには乗ってないことが聞けました
あと、他の研究室の展示もあったんで、それも見てきました
盲目の人のための杖
ドローンで野菜の育成状況を画像処理で確認
ドローンの協調行動
爪に振動を与えることで、触感を与える
内視鏡手術のためのゴーグルのいらない3D表示の開発
ぐらいでしょうか
そして、担当の先生に会いました
ですが、ハプニングがあって、前に会っていた人が長引いていました
それに聞き耳を立てていると
「微分方程式・・固有値・・急に出されてもスラスラできるようにしないと・・」
やべえ、これ先生から急に問題だされるパターンや・・・詰んだ
そして、前の人が15分ほどオーバーして出てきました
最初は、自分の研究について聞かれました
今、どんな研究テーマで、これから何をしていくのか
あと、ここに来てどんな研究をしたいのか
を喋りました
今の研究テーマは、色々考えていたのですぐに言えました
で、自分でも以外だったのは、どんな研究がしたいのかもスラスラ言えたことです
自分のしたいのは今までにもまとめたように、人のとなりにいるロボットです
で、そのロボは、もちろん屋外にいます
ここまでは今まで通りですが、先生と喋っていると
そのロボは普及してほしい
だから、なん十万もするLRFなんかは乗せないで屋外で動けるロボットを、プログラムやセンサの工夫だけで動かせない
ということです
筑波にいくと、ロボットが通りますよって看板がありました
その、実験は学生しかできないけど、自分的には子供がそこでロボットで遊んでほしい気持ちがあります
今までのバイトでプログラムを教えていましたが、それは自分には出来ないブレイクスルーあの子達に期待してるからです
なので、あの子達がもっと高度なロボットを触って、今の自分の勉強の意味を理解して、何でもいいので、理系でブレイクスルーを起こしてほしいって思うからでしょうか
こんな感じに今思っています
あと、先生には今までに疑問に思っていたことを聞いてみました
LRFをガラスに当てるとどうなるか
LRFを使わない方法はどんなものがあるか
今の筑波チャレンジの現状
など、色々聞きました
最後に、先生から問題が出されました
でも、大学の授業の練習問題程度だったので、スラスラ行けました
平田先生まじでありがとう
本当に今まで真面目にやってきてよかった・・・・
で先生に、
「筑波に来たいなら、来てもいいよ」
と言われました
めっちゃ軽く言われました
でも、来るならそれまでに鍛えて欲しい能力があると
一つは英語
たしかにTOEICの点は十分であるけれども、そうじゃなくて、英語で聞いて喋れるようになって欲しいから、これからも英語をすること
二つ目は数学の総復習をすること
突然出されても、悩みながらでもいいから、答えまでのプロセスを考えれること
このためには、数学の流れを理解して、AならB、BならCって時にCを見るとAが存在していることをわかるようになること
そうすることで、新しい研究が出来ると
今までのことから、新しい物は生まれるんだと
この二点を鍛えてと言われました
これを聞いていたとき、すこし泣きそうでした
大学院で、今までの勉強が重要だと言ってくれる先生はいませんでした
なので、今まで頑張って来たことが意味を持つのではないかと思ったからです
つまり、来てもいいけど、勉強し続けてねってことです
今回の大学院訪問はここまで来たような甲斐があったと思います
そして、自分は推薦で他大学を受けようと思います
そう決心しました
その夜、帰りに動物園バイトで一緒にいた他大学の女子から
大学を案内してください
ってLINEが来ました
・・・・・・・・・・・
まじで?
かわいいあの人にサプライズで会わせればいいの?
これはどうすれば・・・・・・
新しい悩みが増えました
そんな波乱の一日でした