忘れないうちにインターンでしたことを
就職する気はありませんが,今のうちにインターンに行きました
まず,一つ目は名古屋です
メカトロ系に関する企業で,その企業の仕事内容は主にプログラムでした
工場の自動化のためのシーケンサの中のプログラムを書いたり,交流モータをアンプで制御してベルトコンベアを動かせるようにするなどでした
インターン開始まで
前日から夜行バスに乗り,朝名古屋に着きました.
朝早かったので,お店はほとんど開いていませんでしたが,コメダ珈琲でモーニングを食べました.この時初めて小倉あんトーストを食べましたがとてもおいしかったです
食べてたら,いい時間になったのでインターン先の企業に向かいました
まず,受付に行くと人事の人に「この看板見といてね」と言われました
それは「金曜日なので5時に帰ること」と書かれた看板でした
緊張していてあまり聞いていなかったのでスルーしていましたが後で必要になるとは思いませんでした
中に入ると,まだ誰も来ておらず,女性の方がお茶を下さいました
また,機密事項を守ることを約束する書類と交通費の清算の書類にサインをしました
少し待つと自分を含めて合計6人のインターン生が集まりました
インターンスタート
まず,会社紹介から始まりました
企業でしていること,会社の福利厚生のこと,製品に関することを聞きました
FA,BA,HAの3部門あり
FAは工場の自動化のための製品
BAはビルのエスカレータやエレベータに関する製品
HAは家電製品に関する製品
をそれぞれ開発しています
仕事は親会社から委託されますが,仕様から親会社の人たちと一緒に決定していき,ただ開発するだけではなくプログラムの割合は多くても5割行かないそうです
また,親会社の人よりもプログラムをわかっているので,逆に提案をすることもあるそうです
仕事の流れは,仕様検討に1週,外部設計に2~3週,内部設計に2週,実装(プログラミング)に1週,テストは数週でテストが最も長く,一番重要だそうです
これは,標準的な長さの仕事で,大きいプロジェクトになると年単位,短いと数週で終わるそうです
仕事は親会社の人も混じってするそうで,要所要所でレビューと呼ばれる報告が何度かあるそうです
一つの仕事でNC関係なら1500k行,モーションなら350k行,シーケンサなら140k行もありチームで作らないとそもそも不可能だそうです
その時,使う言語はCまたはC#,表示系になるとJavaを使うそうです
社員数はおよそ1000人で今年は50名ほどとるそうです
あと同じフロアに同じ系列の子会社の人がいて,ハードに問題があるとすぐに聞きに行ける状態でした
そして,人事の人が自分に
「入口にあった看板何を書いていたか覚えてる?」
と聞いてきました
・・・・・確かに入口で覚えておいてねと言われていましたが,緊張して忘れていました
この会社は金曜日の残業は絶対にしないということを売りにしていました
しかも,偶数週は警備員の人が見回りにきて,残業の申請を出してない人が残業していたらその上司が注意されるそうです
残業は月平均10.5hですがプロジェクトの波によって変化するそうです
見学
仕事場と製品の見学をしました
仕事場は見回るだけしかできませんでしたが,visual stadioとか見たことある開発環境があって実際に仕事でも使われているんだなぁと思いました
あと,親会社から来ているの人だけ違う制服を着ていて,待遇が少し違うんだなぁと思いました
製品は,産業用ロボットアームとか,工場の生産ラインの自動化の一部を見せてもらいました
ロボットアームが寸分の狂いなく動いているのは見てて楽しかったです
しかし,その中で最も美しかったのは3つの歯車が回転しながら離れたり,噛み合ったりしている製品でした
3つの歯車の回転と,歯車の台の横方向と回転の動きが完全に同期していてとても美しかったです
技術力はさすがに高いと思いました
というか,工場内にお客様用の展示スペースがあるので,さすが大企業の子会社と思いました
昼ごはん
来賓用のスペースでご飯を食べました
なかなか豪華でおいしかったです
あと,やっぱりコミュニケーション能力の欠如が著しいのであんまり話せませんでした
しかし,自分がかなり遠いところから来ているので珍しがられてそこから話が少し広がりました(ほかの人はだいたい名古屋付近から来ていました)
そこでわかったのは,東京や大阪のインターンは全国から人が来てインターンの争奪になるそうなのですが,少し外れると周りの大学から来るインターンの人がほとんどだそうです
実習
午後からは簡単な実習がありました
内容はサーボを制御して簡単にモータを動かすといったものでした
しかし,問題が発生しました
そのモータの軌跡で簡単な星の軌道を描くものがあり,その星の頂点の位置を求めるのですが自分は三角関数を完全に忘れていて時間内に星の頂点を求めれませんでした
ほかの人は全員出来ていたのでとても恥ずかしかったです
インターン後
インターンに来ていた人とご飯に行きました
栄の一蘭に行きました
二人ともの感想は味はいまいちでした
最初は話していたのですが,だんだん疲れてきて二人とも話さなくなりました
ここでもコミュニケーション能力の欠如を発揮してしましました
感想
会社自体はかなりよさそうでした
体育会系の人はいなさそうで自分みたいな人には雰囲気はあっているのではないかと思います
ただ,大企業の子会社であるので,本当にプログラムだけでそこがいやになると異動もできないので良くも悪くも専門的になりそうです